赤ちゃん、幼児の鼻血-鼻血ガイド(原因・止め方・病気)

鼻血ガイド(原因・止め方・病気)

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赤ちゃん、幼児の鼻血

大人に比べると、赤ちゃんや子供さんは鼻血を出しやすいと言えます。
それはよく見かける光景からも分かります。
「よく鼻をほじる」からです。

鼻は弱い箇所

鼻の粘膜は薄く、そこには毛細血管が集まっています。
ですから、指で鼻をいじっているとすぐに傷がついてしまって出血してしまうんですね。

その傷からブドウ球菌が入り込んだ場合には炎症が起きてしまって、
鼻血が頻繁に出るようになってしまいます。

また、一度傷ができてしまった部位はちょっとした刺激でも出血しやすくなっています。
大人でさえ薄い粘膜なのに、赤ちゃんや子供の粘膜はもっと未熟であるためです。

しかし、子供さんの鼻血はすぐに止まりますからそんなに心配することはありません。

こんな時は耳鼻咽喉科へ

しかし、以下のような場合はすぐに耳鼻咽喉科へ連れて行ってあげてください。

・出血の量が半端なく大量である
・ごく短い時間の中で頻繁に鼻血が出る
・鼻血の他にくしゃみ・鼻づまり・鼻水も出ている

赤ちゃんや子供さんの場合でも、
鼻血の陰に腫瘍や血液の病気など重大な病気が隠れていることがあります。

上記の症状の他に、
・ケガをした時に血が止まりづらい
・親御さんなどご家族に血液関連の持病をお持ちの方がいる

ただし、病気が隠れていることは極めて稀です。
あまり心配しないように、しかしいつもと違う様子が見られる場合は
念のためにということで病院へ行ってみてください。